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潜在意識のフル活用!心満たされる瞑想方法

潜在意識のフル活用!心満たされる瞑想方法

「マインドフルネス」という言葉があります。

近年、よく耳にする言葉の一つかもしれませんが、実はどんなものなのか、今一つよくわからない、という人も多いかもしれません。

 

マインド=精神、心

フルネス(fullness)=満ちている、十分、いっぱい

 

という二つの言葉の組み合わせです。つまりは、「マインドがフルに充電された状態」というようにイメージしてもいいのかもしれませんが、これでも分かったような、分からないような…。

今回は、このマインドフルネスに注目すると同時に、その瞑想法をご紹介しましょう。

 

マインドフルネスとは?

「マインド=精神、心」とある通り、マインドフルネスは私たちの心の状態を指します。

アメリカにあるマインドフルネスセンターの創設者、ジョン・カバット・ジン教授は「特別な形で注意を払うこと。それは、意図的に、今の瞬間に、評価や判断とは無縁に、注意を払うこと」だと言っています。

つまり、今、この瞬間に起きていることを理解し、受け入れること。ポジティブなことも、ネガティブなことも、その時の心のありようをそのまま客観視しながら、受け入れている状態だと言えるでしょう。

このマインドフルネスな状態を持つことによって、仕事や日常生活において冷静で、よい判断をできたり、周りの人間関係を円滑にしたり、自分自身の幸福度を高く保つことができるとも考えられています。

さて、このマインドフルネスの状態を作り出すための訓練として、マインドフルネス・メディテーションと呼ばれる瞑想法があります。

 

そもそも瞑想って…なんか怪しい?

マインドフルネス・メディテーションの話を進める前に、そもそも「瞑想」とはどんなものなのでしょうか。

「瞑想」という言葉から、宗教的な印象を持つ人も少なくないでしょう。ヒンズー教や、仏教のように、瞑想を取り入れている宗教もあるため、その印象も決して間違いではありませんが、「何となく怪しい」「よくわからない」と、知らないままにしておくには勿体ないくらい、私たちにとってプラスな効果を与えてくれるのが、この「瞑想」です。

この「瞑想」という行為は、人間の歴史と共にあったとも言えます。その歴史を探っていくと、最古の記録として現存しているものとしては、紀元前3000年~2500年頃にかけて繁栄したインダス文明の中心都市、モヘンジョダロの遺跡に残っているようです。遺跡から発見された印章(印鑑のようなもの)に、人が座って瞑想をしている図柄が見つかっているようです。

そして、その瞑想方法はインドから仏教の伝来とともに日本へと伝わります。日本に伝わったのは鎌倉時代―。臨済宗の開祖、栄西や日本における軍洞宗の開祖、道元たちによって中国から、瞑想方法の一つとして、「禅」が伝わったとされています。

 

マインドフルネス・メディテーションの方法

さて、瞑想が「禅」「坐禅」に繋がるものだと分かると、少し身近に感じるのではないでしょうか。

しかも、近年注目されているマインドフルネスの瞑想法の原点はもともと「坐禅」にありました。アメリカの研究者が、集中力を高めるためのトレーニングとして、坐禅を提案したのが始まりです。つまり、アメリカからの逆輸入なのです。

さて、そのマインドフルネスのメディテーションは、とてもシンプルでカンタン!先に書いたように、マインドフルネスは「今、この瞬間に起きていることを理解し、受け入れること」と説明しました。

瞑想を繰り返すことによって、常に「マインドフルネス」な状態を作り出せるよう、訓練していくのです。つまり、マインドフルネスな状態を自分のデフォルトにするという作業が、マインドフルネス・メディテーションの目的なのです。

「今ここにいる」ということを意識できるようになると、目の前で起きている物事を俯瞰的に、そして客観的に捉えることができるようになります。その結果、突発的な出来事に対して、感情的に行動したり発言をし、人間関係を悪くさせてしまうようなことを避けることができます。

アメリカのマインドフルネス・メディテーションを紹介しているサイトから、そのビックリするほど簡単な瞑想のやり方をご紹介します。

『マインドフルネスはとても簡単!座り心地のいい場所に座り、自分の呼吸に集中します。自分の注意がそれてしまったら、焦らずにまた戻ること。ただそれだけ。これを繰り返すことによって、自分自身をより近く、より直接的な自分を知ることができる。』

やり方はこれだけ。シンプルではありますが、ポイントとなるのは「気づく」ことと「戻る」こと。

自分自身の呼吸を意識することで、「今」という瞬間を常に意識し、そこに自分が存在していることに気づくでしょう。目の前で何が起きているものごとを気づくことができるようになります。

ただ、いくら呼吸に意識を集中させていても、ついその注意がそれてしまうときがあるでしょう。「あ、今夜何食べよう?」「ガスの元栓閉めたかな?」など、私たちの意識は簡単に他のことへ注意を向けてしまいがちです。

しかし、その時に慌てず「戻る」のです。「あ、今自分は別のことを考えていたな。今は呼吸に集中しよう。」という具合に「戻る」のです。これを繰り返すことによって、日常の予期せぬ出来事に対して冷静に対処できるようになるのです。

瞑想における「気づきは」、目の前に起きていることだけでなく、本当の自分自身への「気づき」でもあります。それは同時に潜在意識へアクセスする方法でもあります。日常生活の中で、私たちが意識できている「顕在意識」以上に、私たちの能力を左右させているのが「潜在意識」だということはよく知られています。

しかし、その「潜在意識」は、文字通り、潜っている意識です。私たちが意識できていない意識こそが「潜在意識」なのですが、その意識にアクセスする方法として、「瞑想」は特に効果的だと言えます、瞑想をすることで、自分の意識を深く深く探っていくことができるのです。

 

最後に

マインドフルネスのメディテーションは、現在アメリカをはじめ、日本を含める様々な国の企業などで実践されています。特にGoogleをはじめとするIT企業がストレスマネージメントの一環として取り入れていることでも有名です。

医学的にも検証が行われ、呼吸に注意を向けるマインドフルネス瞑想法は前頭葉に働きかけ、心身の安定、心の安らぎを与える脳内ホルモン、セロトニンを分泌される作用があることもわかっています。

およそ5000年も前から人間とともにあった「瞑想」。知能の発達とともに、文化が発展し、同時に人間の生活は複雑化し、それに伴いストレスも増えていったのかもしれません。

その時、私たちが頼りにしたのは、自分の中にある「潜在意識」の可能性だったのかもしれません。そして、その潜在意識へのアクセスが瞑想によって可能であったことも、遠い昔から知っていたのかもしれません。

 

mindful – taking time for what matters –  http://www.mindful.org/mindfulness-how-to-do-it/

 



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