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トランス状態(変性意識状態)の作り方

トランス状態(変性意識状態)の作り方

今、この記事を読んでいるあなたの意識は、「顕在意識」にあります。自分の意識がハッキリしていて、文章を読み、内容を理解しているでしょう。

また「これは何の話だろうか?どのくらい長い文章だろうか?」など、自分の考えや意見が浮かんでいるかもしれません。

自分の行動や言動、考えをコントロールできる今の状態が「顕在意識」です。

人間の意識は大きく分けると2つに分けることができます。

一つ目は、今あげた「顕在意識」。起きて行動をしているときは基本的にこの状態にあります。自覚している「意識」です。

そしてもうひとつは、「無意識」という言い方でも表現される「潜在意識」です。無意識の意識です。存在しているけれど、自分では意識できない部分です。

一般的に、私たちが「意識」できている顕在意識は、全体の意識のわずか1~2%と言われています。その下には大きな「潜在意識」の塊が眠っている状態であるため、自分の意識のほとんどは自覚できていないということになります。

さて、今回はこの2つの意識ではなく、その中間に存在する「変性意識状態」とも言われる「トランス状態」に注目してみましょう。

 

トランス状態とは?

私たちが眠りにつくとき、意識は顕在意識から潜在意識へ移動しますが、その狭間で私たちは「トランス状態(変性意識状態)」を体験します。

顕在意識にあるとき、私たちの頭の中では様々な考えや思考、意見などが浮かぶでしょう。

しかし、トランス状態にあるときの私たちは集中力がとても高まり、物事に対して無批判で、まわりの言葉などを受け入れやすい状態になります。

催眠術や催眠療法などで、人を誘導していく場合も、このトランス状態にした上で、言葉によって誘導していくのです。

無批判なトランス状態であるからこそ、相手の言葉や指示を素直に受け入れることができるのです。そのためこのトランス状態を使い、トラウマや恐怖症の治療、またスポーツ選手のイメージトレーニングの強化なども行われるのです。

しかし、同時に無批判な状態で、マイナスな指示や間違った指示を与えてしまうと、マイナスなマインドコントロールや洗脳へと繋がる危険性もあるということを理解しておきましょう。

 

トランス状態を作る?

先にあげたようにトランス状態は、眠りに入る直前の状態でもあります。ウトウトして、意識があるようでないような・・・という虚ろな状態が「トランス状態」です。

もしくは、一つのことに集中して他のことに意識がいかないような、神経が一点に集まっているような場合も「トランス状態」にあると言えます。

おそらく、読書に熱中したり、趣味に夢中になって周りの出来事に気が付かなかった経験を誰もが一度はしているはずです。それが「トランス状態」なのですが、ではそのトランス状態を意識的に作り出すにはどうしたらいいのでしょうか?

でも、先にあげたような危険性をしっかりと理解し、より好まし方向へ自分を導くツールとして参考にしてみてください。

 

必要なことは、呼吸に集中するだけ

「トランス状態をつくる」と聞くと、難しいスキルを想像しがちかもしれませんが、その方法は、実はそんなに難しいことではありません。

やり方はいくつかありますが、ここでは「呼吸に集中する」だけで行える簡単な方法をと紹介しましょう。

重要なことは「集中する」ということだけ・・・なのですが、意識的に「集中する」ということが、実はわりと難しいかもしれません。

トランス状態を作るためのステップはたった3つ。

  1. 静かな場所で、自分の落ち着ける体勢で座ります。楽な体勢が好ましいので、正座などをする必要はありませんが、背筋を伸ばしいい姿勢であることが望ましいです。または、横になってしっかりと呼吸ができるような体勢をとりましょう。
  2. ゆっくりと深い呼吸をしましょう。20秒くらいかけて、身体の中の息を吐き切り、また深く新しい空気を身体の中に取り込みましょう。
  3. 自分の意識はすべて「自分の呼吸」に集中しましょう。その間、頭の中に余計な考えやイメージが浮かんだら、「こんなことを考えてはダメだ!」と否定することなく、ゆっくりと意識を呼吸に戻します。

この状態を20分くらい行ってみましょう。自分の集中力がどんどんと高くなって、身体の感覚に変化を感じることができます。

トランス状態を作るステップは、たったこれだけのことです。ただひたすら「呼吸に集中する」というものです。

意識が1点に集中することで、トランス状態を作り出すことができます。つまり、集中するものは呼吸に限らず、「音楽」でも「読書」でも「ダンス」でもいいのです。

トランスミュージックやダンスを用いた宗教儀式などもいい例でしょう。音楽はトランスミュージックに限らず、自分の気に入っている曲などもおススメです。

試合前のスポーツ選手が一心にイヤホンから流れる音楽を聴いている様子などを見ることも多いでしょう。まさに、集中力を高めているところなのです。

 

トランスでストレスコントロール!

音楽や踊りでもトランス状態に入れるとお伝えしましたが、深い呼吸によって作り出す「トランス状態」がおすすめである理由があります。

トランス状態にあるとき、私たちの集中力は最高潮になります。身体は完全な休息状態となり、心が解放されます。

顕在意識の状態にあると、私たちは様々な制約や緊張感、ストレスなどを感じていますが、トランス状態に入るとその制約から解放され、自由になります。

つまり、自分の身体を休め、リラックスさせるためには、この「トランス状態」が身体にとてもいいのです。中でも、深い呼吸をすることによって酸素を身体の中に取り込むことは体に大きな影響を与えます。

私たちは、毎日の生活の中で、緊張したり過度のストレス状態にあると、無意識に呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと血中の酸素が不足し、筋肉の凝りや自律神経のバランスが崩れたり、また代謝が落ち、慢性疲労の原因にもなると言われています。

一番酸素を必要とする脳の機能にも影響を与えることあるのです。

深い呼吸に集中し、トランス状態を作り出すと、脳内ではセロトニンの分泌が促進されるのです。この「セロトニン」は、私たちの精神面に大きな影響を与えているのが脳内物質の一つで、セロトニンが不足すると精神バランスが崩れることもあるものです。

日々忙しい現代人にとって、落ち着いて、「トランス状態を作る時間」を確保することは、至難の業かもしれません。

睡眠時間も短く、1日の終わりには疲れ切ってテレビを見ながら、ソファでいつの間にか眠ってしまっていた、という人も少なくないでしょう。でも、その睡眠をほんのすこし、意識して大切にしてみてください。

ベットに入って眠る前の数分間を、自分の「トランス」時間として意識してみてください。深い呼吸を意識し、その呼吸一点に集中してみましょう。

深い呼吸によって体中に酸素が行きわたり、脳内ではリラックス効果のあるセロトニンが分泌されることで、質のいい睡眠をとることができます。

頑張って働いた自分を労って、一日の終わりを自分のためのストレスコントロールの時間にしてみてはどうでしょう。

 



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