どこにいっても避けることができないのが人間関係です。
学校、職場、家庭、恋愛、友達…人間関係はどんな場面でも避けて通れませんから、生きている限りついてまわる問題といってもいいでしょう。
世の中は人と人のつながりで出来ていますから、これが上手くいっていないと人生そのものが、上手くいっていないように感じて、面白くありません。
逆に人間関係を上手に築くことが出来れば、ストレスを感じないだけでなく、あらゆる物事が好転し、充実した人生を送れるようになります。
苦手と感じる人がいなくなれば、人と付き合うことも楽しくなり、他人からも信頼されやすくなるでしょう。
今回は、人間関係が上手くいかない人に試してほしい、人付き合いが好転する７つの秘策をご紹介します。
人間関係が上手くいかない理由
人間は今まで生きてきた経験や知識、見てきたこと、聞いてきたことで物事を判断しますが、それはなかなか簡単に変えられるものではありません。
なんとなくウマが合う人、合わない人がいて、それは個々が持っている価値観が似ていたり近い人に対して親近感を持つためです。
価値観が近い人とは行動や考え方が似ているため居心地が良く感じますが、価値観が違う人に対してはその考えを理解できないため嫌悪感を感じてしまいます。
そしてそれが表情や言葉となって会話の端々に出てしまい、人間関係に支障が出てしまうのです。
人はそれぞれ価値観が違いますし、持っている常識もそれぞれですから、相手の価値観を受け入れることでぐんと距離が近くなります。
人を自分の価値観で判断している
価値観は人それぞれ違いますので、考え方や常識もそれぞれ違います。
そのため個々の言動の善悪は誰にも判断することはできませんし、誰が優れていると決められるものでもありません。
人間関係が上手くいかない人は、価値観の合う人を高く評価して、逆に価値観の合わない人を低く評価してしまいます。
人間関係を円満にするためには、それぞれの価値観を認めて、人を判断しないことが大切になります。
正義感を押しつけている
「やってはいけない」「するべきじゃない」こうした正義感は自分で持っている分には問題ありませんが、他人に押しつけるとたちまち人間関係が悪化してしまいます。
正義感は価値観によって異なりますので、考えの違う人にあなたの正義感を押しつけても共感は得られませんし、「面倒くさい人」と反発されてしまう可能性もあります。
正義感を持つことは人間として大切なことですが、それを相手に伝える前に一歩下がって客観的に見て、本当に間違ったことなのか、それとも自分の正義感を押しつけていないか考えてみるといいでしょう。
被害者意識を持ちすぎている
人と接するときに「どうせ自分なんて…」と必要以上に卑下して考えると、堂々とした態度を取れず、他人の評価や顔色を気にするようになってしまいます。
そうなると人をなかなか信じれなくなり、被害者意識となって態度に出ますので、周りから「付き合いにくい人」のレッテルを貼られてしまうのです。
そして人が遠ざかっていくのを感じ、ますます「やっぱり…」と負のスパイラルに巻き込まれてしまいます。
こうしたトラブルを防止するためには、何かに一生懸命になったり、目標に到達するなどして自信をつけれるように努力してみてください。
他人に感謝することを忘れている
人間は自分を認めてもらえていないと感じたら怒りを感じます。
反論されたとき、否定されたとき、咎められたとき、相手があなたの意に反する言動を示したらムッとくるものですが、そこで怒るのではなく一歩引いて自分にどう役立つのかを考えてみましょう。
大人になればなるほど自分の悪いところを指摘してくれる人は少なくなります。耳に痛い言葉をプラスに変えることでイライラが消え、相手に対して感謝の心を持つことができます。
他人を変えようとしている
誰しも在るべき姿の理想像を持っていますが、それを他人に期待してはいけません。
というのもあなたが変えられるのは自分だけであって、どんなに努力をしたところで他人を変えることなどできないのです。変わることがあるとすれば、あなたと同じくその人が自分で変わろうとした時のみでしょう。
人間関係が上手くいかないときには、相手を変えようとするのではなく、その状況で自分がどう変われるかを考えるようにしてみてください。
周りの人は自分の鏡
友達や周囲の人に対して「嫌だなぁ」と感じることがありますが、自分にあてはまることがないか考えてみてください。
昔から「周りの人は自分の鏡」だといわれ、他人に対して不満がある場合は自分も似たようなことをしていることが多いのです。
・都合が悪くなると言い訳する
・機嫌が悪いと人にあたる
・忘れっぽくて約束を覚えていない
どれも他人にされたら不快感を感じるものですが、自分も他人に対して同じようなことをしていないかもう一度考えてみてください。自分と真摯に向き合うことで上手くいかない人間関係を解消することができます。
まとめ
人間関係は、自分がどのような意識を持って、どのように行動するかで大きく変わってきます。
あなた自身に変化が現れれば、抱いている人間関係の悩みを解決することができますし、より楽しく素晴らしい毎日を送ることができます。
人はいつからでも変わることができますから、少しずつ対策法を実践して人間関係の悩みを解消してください。
