話が下手で、彼氏や彼女ができない！友人との会話が盛り上がらない！友人ができない！など会話で悩んでいる人は多いものです。
そこで今回は、話下手を克服して、会話を楽しむ簡単な方法について紹介します。
話下手の人の特徴
喋ることへの緊張や、自分が発言することでその場の雰囲気が変わったり、他の人から批判されたりすることへの不安から話下手になることがあります。
話下手は、話す言葉が少ないため、本当はそうでなくても自分の意見をもってないと思われたり、話を聞いてないと思われることもあります。
それでは、話下手を克服するための簡単な方法を紹介します。
話下手をマイナスに捉えない
自分が話下手と思っている人は、話下手を自分の短所と思っている場合がよくあります。確かに、そのために誤解されたりすることはあります。
話下手は、不安や緊張感、苦手意識によって引き起こされることが多いので、意識すればするほど話下手になってしまいます。
話下手を克服するには、まず話下手をマイナスに捉えることをやめましょう。すると、話す事の不安や緊張感、苦手意識も薄くなり言葉を出しやすくなります。
話下手の良い点
実は話下手は、マイナスどころか、良いところがいっぱいあります。
まず、嘘を言いません。嘘を言えない傾向があります。話し上手の人のようにペラペラと上手に言いまわして、人を騙したり、嘘を言う器用さがありません。
口先で誤魔化してどうにかしようとするようなズルさがありません。もどかしいくらい努力して話すため、相手にとっては安心感があり誠実さが伝わります。
また、話下手は人をせかしません。自分が苦労する分、相手の手助けをすることは有っても、せかしたり責めたりはしません。
話し上手は、その場の雰囲気で巧みにうまい話題を話します。ところが、話下手は、沈黙します。気を遣おうとして話題を探しているのか、会話の無いシーンとした状態を、別に嫌いじゃないという人もいます。
気遣いが伝わるような、心地よい沈黙もあります。自分の意思を人に押し付けない誠実さや自由な雰囲気が話下手にはあるのです。
余計な事を言わないのも、話下手の特徴です。余計な事、あることないことを話されて迷惑したり、人間関係が崩れたりすることは、一般的にはよくあります。
しかし、話下手の人は、何かをつい話してしまったとしても話が広まる可能性が低いです。
あまり話さないということは、相手が話す時間が必然的に多くなります。従って、話下手で友人が多いということはよくあります。
そういう人は「聞き上手」であることが多いのです。人は自分の話を聞いてもらいたいと思っているものです。相手の話をしっかり聞き、相手のことを考えて答えを出すことは、得難い特性です。
そのほかにも、話下手の良い点はいろいろとあります。性格の素朴な面や、深層心理から発する安心感や信頼感が感じられるため、決してマイナスだけではないことを認識しましょう。
相槌上手
話下手の人は、時として、お喋りな人が羨ましいと思うことがあります。しかし、お喋りな人は、自分ばかりが話していると自己中心的と思われたり、口が軽い人と思われることもあります。
本当のお喋り上手は、相手の話をしっかり聞ける人です。従って、お喋りを目指すのではなく、「相槌上手」を目指すと良いのです。相槌を上手に打っていると、「真剣に話を聞いてくれる人」と相手は認識するのです。
相手の目を見たり、頷いたり、真剣に話を聞いたりの「相槌上手」を目指しているうちに、ちょうど良いところで相手に質問などを投げかけて、会話を広げることができるようになります。
話しやすい人とお喋りしよう
陶芸家のように一人黙々と仕事をこなしている人より、アナウンサーのように常に人前で話している人の方が、突然自分の意見を述べなければならなくなった時に、人前で上手に話せるのは当然です。
これは、ただ単に慣れの問題です。
話す機会が多ければ多いほど、話すことに慣れます。話下手の人も、話す機会が増えれば、少しづつ話すことに慣れ、話すことに対して苦手意識も薄くなります。
従って、話下手の人は、話下手を克服するために誰かと話す機会を積極的に作ることが大切なのです。
不安や緊張が大きいと、ますます話すことに対する苦手意識が発生しますから、自分が話しやすい相手を選んで話すことが必要です。
友人でも、家族でも、とにかく話しやすい相手とお喋りをして、話す事に慣れます。
上手な返しで会話を広げる
話しやすい人とのお喋りで、話すことへの不安や緊張が薄くなったら、会話の中で返す言葉に気を配るステップに進みましょう。
相手に何かを「質問」することで、会話を広げることができます。そして、もうひとつ大切なことは、相手の「質問への対応」です。
相手の質問への対応は、会話の広がりに影響を与えます。
仮に、スポーツと音楽のどちらが好きか聞かれたとします。スポーツと答えただけだと、会話はそこで終わってしまう可能性があります。
しかし、「野球が好きで毎月のように試合に出ているよ」と言うと、「へえ、ポジションはどこなの？」とか「野球で感じる魅力はどんなところ？」とか、相手が次の言葉を発しやすくなります。
従って、相手が何かを質問してきた場合には、中味や理由を付け加えるなどして会話が広がりやすいようにして答えましょう。
