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プレッシャーに弱いあなたへ!緊張を「プラスの力」に変える方法

プレッシャーに弱いあなたへ!緊張を「プラスの力」に変える方法

手のひらに「人」という字を三回書いてのみこむ。

これは、人前に出て話をするとき、緊張を和らげたいときなどに使われるおまじないのようなものですが、誰もが一度は試してことがあるのではないでしょうか? 

「自分はプレッシャーに弱い」と感じている人は、例えおまじないであっても、そのプレッシャーから解放されたいもの。

プレッシャーを感じてしまうと、感覚が鈍ったり、思考がストップしてしまったりと、いつもの力が出せなくなることがあります。時には自分らしくない失敗をしてしまうことも。

ではこのプレッシャーとどのように付き合えばいいのでしょうか?今回は、プレッシャーに弱い人が試したい、プレッシャーをプラスの力に変える秘訣についてご紹介します。 

 

プレッシャーを感じる人は、その場の空気を感じ取れる人

プレッシャーとは、精神的な圧力のことを指しますが、自ら自分にプレッシャーをかける人もいます。それは、プレッシャーをかけることで、自分の能力が発揮できると理解している人に多いでしょう。

しかし、まわりからプレッシャーをかけられることも多く、そのプレッシャーを感じることで、いつもの力が出ない、もしくは失敗してしまう、余計に緊張してしまうなど、マイナスな結果を招くこともあります。

まわりからのプレッシャーを感じることができる人は、言い換えれば「その場の空気を感じ取れる人」です。 

「この人は、私に期待してくれている」「これをすることによって、私が成長できると信じてくれている」など、様々な周りの想いをくみ取り、感じ取れる人だからこそ、余計にプレッシャーを感じ、また応えようとするのはないでしょうか。

プレッシャーに弱いと思っている人は、まず自分がまわりの空気を感じ取る能力があるということをプラスに捉えてみましょう。

「プレッシャー」を、まわりから与えられる抑圧的なものだと理解しているうちは、マイナスな面しか見えません。改めて、自分を軸に状況を見つめなおしてみてください。

まわりを主体にしているうちは見えていないことが発見できるかもしれません。

 

「ディソシエイト」でプレッシャーの原因を探る

「まわりの空気を感じ取れる自分」であることを肯定することで、ある程度のプレッシャーはコントロールできるのではないでしょうか?

それでも、やはりまわりからの言葉が気になったり、期待に応えたいという気持ちから、自分自身にプレッシャーをかけ過ぎてしまうこともあるでしょう。

そんな時は、自分を客観的にみることで、プレッシャーの原因を探ってみてはどうでしょうか。 

心理カウンセリングでも用いられる方法のひとつに「ディソシエイト」というものがあります。

通常、私たちは自分の目からみた景色を見ているので、その景色の中に「自分」の姿はありません。「ディソシエイト」は、自分自身を上から見下ろしているような状態を指します。

自分から分離した状態になることで、物事を客観的に捉えることができるのです。客観的な見方をすることによって、何が自分にプレッシャーをかけているのかを発見することができます。

それは、誰かの一言だったり、自分の思い込みだったり、もしくは経験不足だったり、下調べが十分でなかったり、と原因が見つかれば、その解決策を考えることができるでしょう。 

緊張したり、パニック状態の時は余計に目の前のことしか見えなくなります。

しかし、日ごろから「ディソシエイト」するクセをつけていると、多面的にものごとを捉えることもでき、大切な場でリラックスした状態で対処できるようになります。 

 

アンカリングで克服

さて、最初に登場した「手のひらに人という字を書く」という行動は、緊張をほぐすための「おまじない」と思われがちですが、実際に効果があると言われます。

これは、手のひらの中心部にある「労宮(ろうきゅう)」というツボを押すことによって、気持ちを落ち着かせる効果があります。

私たちの身体は、血流が悪くなることで自律神経を緊張させたり、心臓に負担をかけたりします。人という字を手のひらに書く際に、この労宮をなぞっているので、血行がよくなり、緊張を緩和させることができるというものです。 

また、ツボ押し効果に合わせて、この行動自体が「アンカー」になっている場合もあります。

例えば、パンの焼き上がるにおいを嗅ぐと、優しい気持ちになったり、リラックスできるという人もいるでしょう。その中には、家の隣にパン屋さんがあって毎朝そのパンのにおいとともに朝を迎えていた楽しい思い出がある、とか、お母さんが焼いてくれてパンを家族みんなで毎朝食べていた、などプラスの記憶や感情がそのにおいから思い出されるのです。

これが「アンカー」です。

アンカーは心理学用語で、船のイカリを指す”Anchor”からきています。そして、この「アンカー」と呼ばれる、スイッチのようなものを作るプロセスを、「アンカリング」と呼びます。

アンカリングは、「五感からの情報をきっかけに、特定の感情や反応が引き出されるプロセスづくり」ですが、そのキッカケ、スイッチとなるのが、この「アンカー」なのです。

先にあげた例は、「焼きたてのパンの香り」という嗅覚からの情報によって、そのにおいに結びついたプラスの感情が引き出されました。

つまり、「アンカー」を発火させることで、「リラックスした気分」「優しい気分」「自信のある状態」など、自分が理想とする状態を引き出すことができるものなのです。

 

アンカーの作り方

最初のおまじないの話に戻りましょう。

「人という字を手のひらに書くとリラックスできた」経験がある場合、おそらくその人は、緊張を和らげる必要があるときは、毎回この行動をとるでしょう。

単なるおまじない、ジンクスと思ってとっていた行動だったとしても、「手のひらに指で文字を書く」ことで、手のひらにアンカーができます。つまり、その行動をとることで、自分で作った触感のアンカーを発火させ、「リラックスする」状態を引き出すことができている可能性を考えることができます。 

嗅覚や触覚に限らず、どの五感でもこのアンカリングを行えます。焼きたてのパンのにおいをいつも持ち歩くわけにはいかないので、もっと簡単なアンカーを作るとよいでしょう。

アンカーは、自分が理想とする状態にあるときに自分で意識的に作ることで、いつでも使えるようになります。

嗅覚であれば特定のアロマオイルなどを小瓶に入れて持ち歩くこともよいでしょう。また触覚であれば自分の手や腕など、自分が触れやすいところに作ることをおススメします。

理想の「アンカー」を作り、どの状態でもその感情を引き出せるようにしておくと、どんなときでも自分らしく、リラックスした状態で対応できるようになります。

ちなみに、アンカーは他人からの行動によって無意識に作られている場合もあります。

例えば、人前での発表の前に上司が必ず「がんばれよ!」と言って肩をポンっと叩く。この行動が自分にさらなるプレッシャーをかけている場合もあるでしょう。

これは「がんばれよ!」という言葉と、肩を叩かれるその肩の感覚にアンカーがかかっているかもしれません。

その場合は、これが「アンカー」だと客観的に把握し、その行動を避けるなど解決策を考えることで、余計なプレッシャーを感じる必要がなくなるかもしれません。

 

まとめ

「プレッシャーに弱い自分」を改めて見つめ直してみてください。プレッシャーを感じる自分のプラスの面や、プレッシャーを与える原因も色々な視点から探してみましょう。

そして、プラスの感情のアンカーを自分のために作ってみてはどうでしょう。

 



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