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体内性モルヒネ「βエンドルフィン」を分泌させる5つの行動

体内性モルヒネ「βエンドルフィン」を分泌させる5つの行動

β(ベータ)エンドルフィンは、鎮痛・鎮静の効果があり、気持ちいいという感覚や満足感を引き起こし、免疫力も増強させる脳内物質です。

適度にこの効果を利用することは、「気分よくものごとをこなすコツ」にもなります。

今回は、日常で行なうことができる、βエンドルフィンを分泌させる5つの行動をご紹介します。

後半では、「体内性モルヒネ」の意味を持つエンドルフィンが、ある種の依存症に一役買っているとされるケースも見ていきます。

 

運動

一番よく研究されているのが運動です。激しい運動ではなく、15分程度の散歩でも効果はあります。

さらに、定期的に運動を続けていくと、運動時に分泌されるβエンドルフィンの量はしだいに増えていきます。

特にスポーツをしていなくとも、日常的にできるだけ歩くことをこころがけるなど、筋肉を動かすことを習慣とすれば、自然にβエンドルフィンの分泌量も増えていきます。

 

入浴 

運動や受傷時以外で知られている、βエンドルフィンの分泌されるシチュエーションは、概してリラックスして「気持ちいい」と感じることです。

βエンドルフィンは、まさのその「気持ちいい」感覚を起こすのですから、当然といえます。

その代表の一つであり、だれでもたいていは毎日行えるのが入浴です。意識してβエンドルフィンが分泌されるよう、リラックスできる入浴をこころがけましょう。熱いお湯ではなく、適温にゆっくりつかることが効果的です。

 

油・糖分を食べる 

「おいしい」と感じるものは、たいてい油や糖が多く含まれていて、高カロリーなものです。

現代の私たちの生活では健康管理上やっかいですが、こんな食生活が始まったのは、人類の歴史ではつい最近のことであり、現在も地球上すべての人々がそうしているわけではありません。

原始人の生活では、食べ物は常に手に入るとは限らず、カロリーの高い食べ物は貴重なものでした。

そのなごりで、脳は今でもカロリーの高いものを食べると「おいしい」という「快感」を感じ、ひいてはこのカロリーで生存できるという「安心感」も感じるものと考えられています。

バターをたっぷり使ったお菓子や、油分の多い肉料理などは「がんばったご褒美」とすることが多いですが、何かをするにあたってβエンドルフィンのリラックス効果を起こしたい場合や、分泌のタイミングを自分に条件付けして「良い習慣」をつけたい場合には、「これからがんばるために」食べることが効果的です。

大量に食べなくとも効果はありますので、健康のためには適度な量にしておきましょう。

 

瞑想 

気持ちを落ち着けるには非常に効果的なのが瞑想です。

5分でも時間がとれたら、目を閉じてからだの力を抜き、自分の呼吸に意識を向けてみましょう。緊張していると、知らないうちに呼吸が浅くなっているものです。

それに気づいて深く呼吸することにもリラックス効果があり、βエンドルフィンの分泌につながります。

目から入る情報量は、他の感覚器官に比べると群を抜いて多いので、短時間でも目を閉じることは脳を休ませることにつながり、目を閉じるだけでも脳にはアルファ波が出るといわれています。

音が気になる方は、自室などにいる場合には耳栓も併用するとよいでしょう。

 

スキンシップ

サルを使った研究では、仲間の毛づくろいをするとβエンドルフィンが分泌されることが確認されています。

毛づくろいは親しさと安心感を共有する行為とされています。ここから、親しさと信頼関係のある間でのスキンシップは、人間同士でも同様に安心感を促し、βエンドルフィンを分泌させています。

また、ペットを飼っている場合は、ペットとのスキンシップも同様の効果があります。

 

よい効果を意識する 

私たちがβエンドルフィンなどの脳内物質に関心をもつ理由のうちには、結果として心身の望ましい状態を作りたい、辛いときに苦痛を軽減したい、などの願いがあります。

脳内物質は単独で働くものではなく、一つの物質が別の物質の生成につながったり、はたらきを促進したり抑えたり、と複雑に連動しています。

望ましい結果を得るために理想的なのは、特定の脳内物質だけがたくさん出ることよりも、全体がよいバランスで機能することだといえます。

βエンドルフィンは「脳内モルヒネ」と言われるとおり、鎮痛効果で有名な脳内物質です。

日常に生かせる面としては、ご紹介したように、「リラックスできることをしたとき、そのプロセスのなかで分泌される脳内物質」でもあります。

ですから、βエンドルフィンを意識的に分泌させようと努めることは、自分の体をリラックスさせ、精神的にも落ち着いた状態を保つことにほかなりません。

こうした脳内物質のはたらきの一端を知ると、心身の健康に良いとされる習慣です。

たとえばリラックスすること、適度な運動をすることなどが、実際に体内にどう影響するかが腑に落ちて、自然に生活に取り込むきっかけともなります。ぜひこの知識を頭の片すみに置いて、日々の生活に生かしてみてください。

 



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