エッチな催眠術のかけ方 無料映像も公開

催眠術師コーヒーポット公式

退行催眠を使って「苦しいトラウマ」を気持ちよく克服するやり方

退行催眠を使って「苦しいトラウマ」を気持ちよく克服するやり方

あなたは自分が小さかった頃のこと、覚えていますか?何歳からの記憶がありますか?

例えば、家族旅行に行った、公園で怪我をして病院に運ばれた、兄弟ができた、など毎日の生活の中でも非日常的な出来事、インパクトの強かった出来事はよく覚えているかもしれません。

また親や兄弟から「小さい頃こんなことがあったよね」というような話を聞き思い出す記憶もあるでしょう。

実は、あなたが忘れている幼少期の記憶の中に、今のあなたにとってプラスになるヒントが隠されているかもしれないのです。

 

幼児期退行催眠って? 

催眠療法のひとつに「幼児期退行催眠」があります。今の自分が抱えている問題の原因を過去に遡り解決できるよう導く心理療法です。つまり意識的には覚えていない幼少期の出来事を催眠によって思い出せるようにする方法です。 

例えば、犬嫌いの人の多くは幼少期にその原因があることが多いです。おそらく、大きな犬に追いかけられたり、犬に噛まれた経験がある人でしょう。

そういった経験は、印象が強いため、記憶としてしっかり残っている場合もあれば、その時の恐怖心によってその記憶を覚えていたくない、という心理から記憶に蓋をしている場合もあります。

幼児期退行催眠では、その出来事を踏まえた上でトラウマを開放していくのです。

トラウマを開放する方法はひとつではありません。そのため、催眠を行うカウンセラーによっても導き方が異なります。例えば、その恐怖体験によって作り上げてしまった自分の「思い込み」を開放するやり方もあるでしょう。

一度の経験によって「犬は人間を見ると必ず追いかける」「犬は人間に噛みつく」というような自分なりの一般化した思い込みを気づかせ、「どの犬もそういった行動にでるわけではない」と新しい思い込みを上書きしていくこともできるでしょう。

無意識にあったその思い込みを、意識の上で変えることができれば、トラウマの解決へと繋がるのです。

では、実際にこの「幼児退行催眠」、どうしたらできるのでしょうか?

 

退行催眠のやり方―「タイムライン」

アメリカで始まった行動心理学、NLP(神経言語プログラム)のカウンセリングの手法の一つに「タイムライン」と呼ばれるものがあります。

「タイムライン」は「未来」「現在」「過去」を1つの線(ライン)で表したもの。これは簡単な幼児期退行催眠としても利用できます。

カウンセラーは、クライアント(患者)の現在の悩み、抱えている問題などを聞き、その原因や解決の糸口が過去にありそうだと判断した場合、このタイムラインを使います。

催眠療法は一般的に、クライアントが椅子に座ったり、横たわりリラックスした状態で行われますが、このタイムラインは頭の中だけでなく、実際に目の前の空間を使い、身体を使って感覚と共に体験する方法です。

つまり、クライアントが実際に立って歩いて体感するという方法なのです。そのやり方を簡単に見てみましょう。

 

①リラックスする

催眠の導入は必ずリラックスした状態から始めます。神経が緊張していると催眠状態への導入が困難となります。場所は、静かで集中できるところを選び、ある程度歩き回れるような広いスペースがあるとよいでしょう。

 

②「現在」の位置を決める

その上で、「現在」の自分の場所を決めます。前に行けば「未来」、後ろに下がれば「過去」、最初にスタートする立ち位置が「現在」となります。

 

③今、抱えている問題の原因となる「過去」まで遡る

今、「現在」抱えている問題はなんでしょうか?不安に思っていること、解決したいと思っていることは過去の自分がその解決策をもっているかもしれません。

自分の思いのままに、身体が動くままに、タイムライン上を歩きながら過去に遡って行ってみましょう。その遡った場所で、感じること、思い出したこと、体験したことなどをゆっくり感じ取ります。

幼かった自分がどうしているか、何にショックを受けたりしていたのか、などを感じ取る時間です。

 

④の体験を客観的に見る

③での体験を身体で感じ取った上で、タイムラインから一歩外に出て、幼少期の自分を客観的に見てみましょう。幼い自分は、その時その行動しかとれなかったかもしれません。

経験の少ない当時の自分には精一杯のことだったかもしれません。大人の自分が、幼少の自分を客観的に見ることによって、今まで気が付かなかったことに気が付くことがあるでしょう。

 

⑤「現在」に戻る

タイムラインを歩き「現在」に戻りましょう。深呼吸をし、現在の自分に戻ってきたことを意識し、感覚がきちんと戻ってきたことを確認できたら、自分のタイムラインから外れましょう。

 

まとめ

タイムラインを使った退行催眠の方法は様々です。一般的には、カウンセラーがクライアントを誘導しながら行うものです。

それは、自分だけでは受け止められない過去に遭遇してしまこともあるからです。

記憶に蓋をしているような出来事は、自分ひとりでは抱えきれなかった出来事である場合が多いため、その出来事を大人の自分であっても冷静に客観的に受け止められない場合もあるのです。

そのため、必ずカウンセラーの誘導のもとに行われるのです。

そのような意味からも、自己催眠、自己暗示のように、自分で退行催眠をすることはおススメできません。しかし、日常の中で、実は自分自身で過去を振り返ったり、幼少期の写真を見てその頃の出来事を両親に聞いたり、思い出を探った経験は誰にもあるはずです。その行動も「退行催眠」のひとつだと言えます。

重要なことは、忘れていた過去を掘り出すことではなく、過去の出来事や経験の中に、今の自分をプラスに導くことのできるヒントを探すことではないでしょうか?

「小さい頃の自分も一生懸命頑張っていたな」、「そういえばよく笑う子だったな」、「友だちとも仲良くしていたな」、など今の自分を元気づけられるような隠れた自分の魅力を探し出すこともできるものです。

幼少期の自分がもっていたものは、大人になった今は隠れているものかもしれませんが、それは必ずあなたの中にあります。

たまには、ほんの少し時間をとって幼い自分に会いにいきませんか?過去の自分から素敵なプレゼントをもらえるかもしれません!

 



投稿する


*