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自己治癒力を活用した「ホメオパシー療法」の奇跡的な効果とは

自己治癒力を活用した「ホメオパシー療法」の奇跡的な効果とは

私たち人間の誰もが持っている「自己治癒力」。

その自己治癒力を使った身体に優しい治療法、「ホメオパシー療法」というものがあります。日本ではまだまだ馴染みのないこの治療法、一体どういったものなのでしょうか?

驚くべき「ホメオパシー療法」の効果に迫ります。

 

ホメオパシーとは?

ホメオパシー療法は、人間の自己治癒力を使った同種療法です。

同種医療とは「似ているものが似ているものを治す」という考え方で、紀元前15年、古代ギリシャのヒポクラテスの考え方にその起源があると言われています。現在のホメオパシーは、今から約200年前にドイツの医師であり科学者でもある、サミュエル・ハーネマン医師によって提唱、確立された治療法です。 

「ホメオパシー」の語源はギリシャ語の「同じ」という意味をもつ「homeoeo(ホメオエ)」と「病気」を意味する「pathy (パシー)」を合わせたもの。

近代医学で一般的になっている、病気の症状を薬で抑え込むのではなく、その症状を出し切れるように後押しする、という考え方が「ホメオパシー」です。

その治療法は、病気の症状に対し、同じような症状を出すものを非常に薄めて振盪(しんとう)して与えるという、「同種の法則」を基礎としています。 

 

ホメオパシーと自己治癒力の関係

現在、ホメオパシーの日本国内での認知はまだまだ低いです。しかし、イギリス、ドイツなどのヨーロッパ諸国をはじめ、インド、南アフリカ、メキシコなど日本以外の国々では広く浸透している治療法のひとつでもあります。

ただ、その一方で、「プラシーボ効果を除く科学的な効果は全くない」とも言われており、科学的根拠や有効性を示す試験結果が欠落しているという声もあります。ただし、実際に成功例もあり、病気の種類、症状によっては有効であるとも言えるようです。 

今の時代に、「自己治癒力で治す」と聞くと、現代医療の発展から時代を遡ったような印象を受けるかもしれません。しかし、時代に関係なく、そもそも私たち人間の身体には「自己治癒力」が備わっています。

その「自己治癒力」に注目し、療法としたものだと理解すれば特に不思議なことではありませんし、人工的に作られた薬を投与するより自分の力で病気を治せるのであれば、その方が身体にとってはいいことかもしれません。 

誰もが体験している自己治癒力の例を見てみましょう。

例えば、私たちの身体は、外からウイルスが入ってくるとそのウイルスを追い出すために、私たちの意志に関係なく、無意識で体が様々な働きをします。

ウイルスや細菌が身体に入ると身体の持つ免疫機能が動き出し、体温を上げることでこのウイルスや細菌を退治します。これは、発熱という症状となりますが、ここで解熱剤などの薬を服用するよりも、原因となっているウイルスを追い出そうとしている自然な身体の動きに任せるというのが自己治癒です。

つまり、これが私たちの持っている生命維持システムの働きであると言えるのです。 

ホメオパシー療法を確立したハーネマンは、この自己治癒力を使い、同種の法則=「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という考え方を基礎とした上で、症状を起こすものを非常に薄め、振盪させて使うという「超微量の法則」を打ち立てました。

この稀釈振盪(きしゃくしんとう)させた砂糖玉を「レメディー」と呼びますが、超微量のため服用する際には原液の物質は分子レベルで分析しても検出されないほどのものです。

つまり物質的な力ではなく、パターンのようなものが自己治癒力を発動させるきっかけになっている、と言われています。

 

ホメオパシーの一例

日本ではまだ一般的な治療法として浸透してない「ホメオパシー」ですが、ヨーロッパ諸国ではハーネマンがホメオパシーを提唱してから200年ほどの間で、実際に様々な症状を療法してきたようです。

「日本ホメオパシー医学協会」が症例としてあげられているものの中から子どもの症例と大人の症例をご紹介しましょう。

 

子どもの症例 

1歳の男の子、Iくんは左耳からとびひのような発疹が出たため、ホメオパシー療法を始めました。そもそも始まりは、生後4か月目あたりで風邪をひいたことを境に湿疹が広がり始めたようです。

湿疹が次第に額へと広がり、左耳だけでなく、右耳も掻くようになります。2008年1月―この時点での療法として、麻酔の副作用に合うレメディーと抗生物質の副作用と真菌の影響を受けやすい体質にするためのレメディーを処方。

その後、湿疹は足と右の腕にも広がったものの、体質の改善が見られたので、根本体質治療のレメディーと麻酔用の副作用に合うレメディーを処方。その後、同年6月には皮膚の湿疹が完治したという結果となった。

 

大人の症例 

41歳のFさんは、17歳より関節リューマチを患い、当初は肩、手首の痛みだったものが2年ほどで全身に広がりました。

20歳ごろから様々な薬を服用するものの改善が見られず、30代後半からは薬の副作用により体調が悪化。以来一日中横になっているか眠っている生活をしていました。

2006年8月に最初のホメオパシー療法の相談会を受け、いくつかのレメディーを処方されます。その一部は、絶望感のレメディー、環境に左右されるレメディー、慢性疲労、自虐のレメディー、胃がんのレメディー、そして自殺のレメディーなど。

その後も身体の痛みが強くなるため、大きな関節のリューマチ用のレメディーを処方・服用。徐々に精神的な面での改善がみられ初め、それまで死ぬことだけに向かっていたFさんの意識は、生きていることの幸せを感じられるようになったといいます。

その後、さらにいくつかのレメディーを処方され、2008年12月に行った9回目の相談会で、症状が改善されたようです。

 

生活環境や生い立ちが体に影響を及ぼす? 

ホメオパシー療法で重要なことの一つは、患者さんの病気の症状だけでなく、患者さんの性格、生い立ち、日々の生活、幼児の場合には、母親の妊娠期間中の出来事、考え方、精神的な影響など、患者さんを取り巻く環境にも十分に目を向けるということ。

つまり、ホメオパシー治療は目に見える症状以外の点にも注目して、その患者さんにあったレメディーを処方するので、療法は患者さん一人一人異なるのです。どちらかというと、心理カウンセリングに近いものだとイメージすることができるでしょう。 

現在の西洋医学では身体の異変や症状を「病気」と捉えますが、ホメオパシーではその症状を「バイタルフォース」という身体の中の気の流れが滞ることで起きると考えます。

これは、心と体と魂という3要素に注目し、その中でも環境によって変化しやすい「心」に注目したものです。生活の中で起きた精神的なダメージなどにより、「心」のバランスが崩れ、気の流れが滞り様々な症状が出る=「西洋医学でいう病気」というように考えられているようです。

人間の身体が本来あるべき姿に戻そうとするバイタルフォースの働きにより何らかの症状が出て、レメディーを取ることで本来の姿に戻ることができる、という考え方です。

 

まとめ

ストレスの多い現代社会で生活をしていると「心と身体は繋がっていて、お互いにバランスを取り合っているもの」ということを実感する人たちは多いかと思います。

身体の不調はウイルスなどの細菌だけでなく、過剰なストレスや精神的なダメージからも生じることがわかっています。それが理解できるのであれば、ホメオパシーの考え方は特に不思議なものではありません。

身体の不調の原因を探り、そこに精神的なものが影響しているのであれば、その原因となっているものを取り除くだけのことです。

心理カウンセリングの多くは、心の病に対し「言葉」を用いて、病気の原因からクライアントを解放する方法を取ります。ホメオパシー療法の場合は、それが「レメディー」と呼ばれる砂糖玉を用いるというだけかもしれません。 

自分で自分を癒す力を備えている症状を治すものはホメオパスやレメディーが直接与えてくれるものではなく、あくまでも主役は自分に本来備っている自己治癒力なのです。ホメオパスやレメディーはきっかけを与えているだけにすぎません。」(日本ホメオパシー医学協会)

つまり、最終的には私たち自身が、自分の病気や症状を本当に治したいと思っているか、またその原因としっかり向き合う覚悟があるか、というような自分との問題だとも言えるでしょう。 

ホメオパシー療法を有効な治療法だとして活用してきた病気の例としては、アレルギー、アトピー性皮膚炎、リウマチ性関節炎、過敏性大腸症候群やすり傷、切り傷、肉離れやねんざなどがあげられます。また様々な見解があるものの、癌や心臓病、伝染病などにはホメオパシーは有効ではないと言われています。 

どんな効果的な薬でも、その薬の有効性を疑ったり、自分の病気は治らない、というような思い込みを持っていると、治る病気が治らない場合もあります。

ホメオパシー療法による症例はもちろん成功例だけではありません。

西洋医学の薬の処方が患者ひとりひとり異なるように、ホメオパシー療法が有効である場合とそうでない場合があることを理解し、いま改めて自分の身体と心と、向き合ってみることが重要なのかもしれません。

 



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